ローラのSDGsな取り組みやサステナブルブランドを紹介
独特な話し方と頬をふくらませるかわいい仕草、ユニークなキャラクターでバラエティを総なめし、テレビで見ない日がないほど人気者のローラさん。
モデルではかっこいい一面を見せるギャップが多くの人々を魅了していました。
しかし14年間所属していた事務所を退所して以降テレビで姿を見せなくなり、現在はロサンゼルスを拠点に活動されています。
現在は世界的なインフルエンサーに成長し、SDGsの活動を世界に発信しています。
ローラさんがしているSDGsの取り組みとは?
出典:https://www.itochu.co.jp/ja/corporatebranding/03/0310.html
毎日楽しくおしゃれな生活をするために、SDGsを取り入れているローラさん。
「地球にも人にも優しいことをできることからはじめていきたい」の思いで約2年の歳月を費やして実現させたのが、ライフスタイルブランド「STUDIO R330」です。
ワークアウトウェアやデニムなど、トレンドに左右されないサスティナブルなウェアは体や心、地球にも心地良いと思えるライフスタイルを提案したいローラさんの想いが詰まっています。
たとえばデニム。
1本は持っているマストアイテムにもかかわらず、実は環境に負担をかける作り方であることを知ったのです。
出典:https://www.itochu.co.jp/ja/corporatebranding/03/0310.html
もっと環境にいい作り方ができないかとローラさんが自らベトナムへ訪れ、工場に直談判し、世界トップクラスのサステナブルデニムを一緒につくることになりました。
サスティナブル素材は石油由来原料で作られたポリエステルと変わらない品質で、一度だけではなく何度でも再生することができるため、服のゴミを減らすとともに石油の使用量削減にも貢献しています。
出典:https://r330.jp/collections/r330-denim-collection
通常デニム生産時に使用する水約80Lに対し1.5Lに抑え、さらに洗い加工用の水の98%をリサイクル。
工場内のマシンを発する熱気を利用した製品乾燥システムの活用により、改装時の使用電力を85%削減。
タグや紐はFSC認証材、パッケージングにはペットボトル由来のリサイクルポリエステルを100%使用、発送用のボックスには通常廃棄されるカカオ豆の皮を配合した再生しを使用するなど、環境に配慮した取り組みを行っています。
さらに植樹プロジェクト「FOREST R330」に連動し、デニムパンツ1本の購入につき10本の木がインドネシアへ植樹され、森林再生へ植樹活動に充ています。
ローラさんがSDGsの取り組みを始めたきっかけは?
出典:https://www.itochu.co.jp/ja/corporatebranding/03/0310.html
きっかけは3年前、公私共に様々な変化があったローラさんは自分を見失いかけていました。
このままでは自分で居られなくなると、まずは自分の全てを受け入れ心と身体を大切にしようと運動や瞑想を生活の中に取り入れたそうです。
体を動かす時間を増やすと、心も体もどんどんポジティブな方向に向いていくのを感じ、この素晴らしさを沢山の人にも伝えたい、私の好きなライフスタイルを環境に負荷を掛けずに実現したいとSDGsの取り組みを始めることにされました。
ブランドの名前に込められた想いとは
STUDIO R330の名前はローラさんが自ら付けられたそうです。
「スタジオ」をつけたのは14年間以上モデルとしてお仕事をしてきて、一つのスタジオの中で生まれるたくさんのアイディアが新しいものや価値観を生み出すという考えからだそうです。
また、ローラさんの自宅もただくつろぐ場所だけでなく、オフィスでもありスタジオのような世界観を残し、いつでもアイディアやインスピレーションが生まれる心地のいい空間にしています。
「R」はreuse、recycle、reduceの3つのキーワードから、そしてローラさん自身の頭文字。
「330」はローラさんが生まれた月日で、この数字にはとても感謝しているそうです。
ローラさんのSDGs活動まとめ
天然キャラで人気のローラさんでしたが、今では地球環境問題や慈善活動を積極的に取り組まれています。
STUDIO 330は“Essentials for a good life”(クオリティライフに必要なもの)をコンセプトに掲げています。
ウェアの展開だけでなく様々な角度から人にも環境にも優しいことを実現させるプロジェクトとして、「時が経っても良質で長く使いたいと思えるものや、日々の生活をワクワクさせられるものをクリエイティブで環境にも優しい形で作っていきたい」と話していました。
やはり人気の高いローラさんが積極的に配信することで、多くの若者が慈善事業や環境問題に関心を持ち、行動に移しやすくなるのではないでしょうか。
ローラさんはこれからも新しいことに挑戦し続け、発信続けるそうです。
これからの地球について、たくさんの人が真剣に考えるきっかけになるといいのではないでしょうか。
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