めぐるめくプロジェクトキックオフイベントに参加してきました!
地域を育む生産者と都市で暮らす生活者が交流し、食産業の新たな価値を生み出す「めぐるめくプロジェクト」が始動します。
大手町にて記者発表会が行われ、そのキックオフイベントに参加してきました。
めぐるめくプロジェクトの概要や、トークイベントの様子をご紹介します。
めぐるめくプロジェクトの概要
めぐるめくプロジェクトとは、
- 三菱地所株式会社
- 株式会社ロフトワーク
- 株式会社シグマクシス
- 70seeds株式会社
の4社が、これからの食産業や 農業・水産・畜産業を担う地域の生産者や加工者等の「チャレンジャー」とともに、地域を育む生産者と都市で暮らす生活者が相互 に理解を深め交流し合い、豊かな食や社会を構築するプロジェクトです。
三菱地所は、2025 年に竣工予定の「(仮称)内神田一 丁目計画」において、食や農に関する分野の企業活 動支援及び交流促進のためビジネス・産業支援施設を建物の2、3、4 階に整備します。
この施設は、チャレンジャーのシェアオフィスといった用途に加えて、食や農に携わる企業やプレイヤーが集まり、チャレンジャーとのコミュニティを形成し、多様な共創が生まれる場として活用する予定です。
本プロジェクトにより、全国各地の食農共創拠点や共創の活動を推進する自治体とのネットワークを広げ、地域間・プレイヤー間の交流、生活者とチャレンジャーの交流の促進により、食産業および農産業の新たな価値創造を支援し、日本の地域活性化を目指していきます。
参照:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000010818.html
食と農に関するコンソーシアムの構築
各地域のチャレンジャーの活動を支援するために、地域間をつなぐネットワークを構築し、人的・物的リソースの共有を図ります。
地域の食農共創拠点だけでなく、食農に携わる企業の新規事業担当や大学・研究機関などのアカデミア、更には異業種から新たな食農に参加するプレイヤーなど幅広い参加を募り、情報や人材、技術といった各種リソースの共有を目指していきます。
また、生活者がタベモノヅクリへ関与する機会を提供することで多様な食のプレイヤーが連携し、生活者も巻き込みながら食の価値創造に取り組む、新たな食と農のコンソーシアムを構築します。
引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000010818.html
9月25日のキックオフイベントに参加しました!
めぐるめくプロジェクトの事務局による本プロジェクトの説明や、パートナー地域食農拠点として宮崎と奈良の2県のご紹介、本プロジェクトに向けてのトークセッションがありました。
トークセッションでは、
- 企業だけでなく、食に携わる個人一人ひとりの思いや、これまで地域や個人単位で閉じられていた困りごとや悩みごとが共有され、価値を生み出していくこと、解決していけることに期待したい。
- 食農だけではなく、その先にある価値観の変革についても、このプロジェクトで対話・共有がされることを期待している。
- 日本に眠る食の可能性が掘り起こされ、世界に発信していけるくらいまで盛り上げていきたい。
- 地方と東京の二項対立ではなく、垣根を越えて一緒に仲間として取り組みたいと思っている。
など、本プロジェクトに向けての意気込みなどを伺うことができました。
まとめ
“めぐるめく”には”巡る”と”グルメ”という言葉が隠されています。
食の世界も、大量生産・大量消費の時代は終わりをつげ、多様なニーズに対応していかなくてはいけません。
消費者の声を生産者・加工者が聞く事を始め、めぐるめくプロジェクトのようなコンソーシアム化は、サプライチェーンが一体となって課題解決に向けていくために、大事な一歩となりそうです!
『GREEN NOTE(グリーンノート)』は環境・社会課題をわかりやすく伝え、もっと身近に、そしてアクションに繋げていくメディアです。SDGs・サステナブル・ESG・エシカルなどについての情報や私たちにできるアクションを発信していきます!