坂本龍一さんは、幼いころから音楽を学び、東京芸術大学大学院修士を持つ音楽家です。
時代が進むにつれクラシック音楽かとしての側面を見せ始め、映画などの音楽を手掛けることで多数の賞をいただくという経歴を持ちます。
近年では温暖化による地球環境の問題について関心をお持ちで、地球の温暖化によって引き起こされる水害を減らすには、植林という方法でも地を構築して生活環境を整えようという活動に力を入れていました。
この活動は自治体や企業をスポンサーに活動をしており、かつ地域の森を守ることでそこに住む動物たちが街に降りてきて街の中で生活環境を構築しないようにという活動も行っていました。
そんな坂本龍一さんがおこなっていたSDGsについて詳しく解説します。
坂本龍一さんのSDGs活動とは?
出典元:https://www.nippon.com/ja/news/fnn20210306150089/
坂本龍一さんは森林を守り自然環境を守るという運動を行っていました。
2007年から坂本龍一さんが主体となって行っている運動で、企業の力を借りたり自治体と協力したりすることで、植林をして全国や全世界で森を構築するという運動。
年々と深刻化する気候変動の問題については森林が無くなっていて、雨などの災害を森が吸収することができなくなっているため、そう急に森を作り出して人間が住みよい環境に戻そうという考えから発案されました。
自然環境を守るという坂本龍一さんの目標の到達点は、自然災害の軽減が目標。
この環境を守るプログラムには、自然災害から人間を守るだけではなく、動物たちも自然環境を人間が構築することで守ることができる問発想を持っています。
簡単に言うと、森にすみにくくなったから動物は人間社会の街に出てくるという点を解決するには森を構築して自然環境を整え、動物が暮らしていた状態を作り出そうというコンセプトになります。
坂本龍一さんがSDGsの活動を始めたきっかけ
坂本龍一さんがSDGsを始めたきっかけはいずれも危機感からです。
年々と高まる温暖化により自然環境側が人間に牙をむき始めたことへの危機感。
簡単に言えば、水害とか干ばつという問題が深刻になりすぎていて、その原因が森林を伐採しすぎたことで森側が水を吸収できず、人間側に危機感という形で押し寄せているということです。
それを解決する方法が自治体とか、企業に協力してもらい森を作りましょうというコンセプトになります。
この考え方は、合理的であり、自治体も自分たちの町から水害が減るのであれば企業からお金を出してもらい、町を守るために植林しようという流れになるのです。
坂本龍一さんは、社会運動を学生時代の時に行っていて、これも危機感から学生運動という形で参加をしています。
坂本龍一さんが思うSDGsの目標
出典元: https://moviewalker.jp/news/article/126134/
坂本龍一さんが思うSDGsの目標ですが、地球温暖化を止めて水害をなくすという目標で行動しているため、かなり難題です。
全世界に赴いて森林を守る活動を行っていますが、問題は、森林が成長するペースより、人間が森林を破壊するペースのほうが早い点が問題です。
この点については、坂本龍一さん側としては、長期的に行動することが重要であると述べていました。
そのうえで、エネルギーという問題において各エネルギーを廃絶したほうが良いという方向に持考えており、その理由は、安全なエネルギーでない上、人間側がそれを扱うだけの知能が無いとまで言い切っています。
現在の取り組みにおいては、まずは森林を長期的に育てて水害を減らす運動を続けていくことが目標であると坂本龍一さんは考え、そのうえで電気を生み出すパワーも各エネルギーから転換する方向を目標に挙げていました。
坂本龍一さんのSDGs活動まとめ
坂本龍一さんの長年精力的に行ってきたSDGsの取り組みについてご紹介しました。
坂本龍一さんのSDGsに関する行動は自分のみに置き換えた際の危機感からなる物です。
これは学生運動の時に培った考えの一種で、SDGsは、危機感があってして初めて成立するということを意味します。
環境問題である森林の育成についても自分のみに跳ね返ってくると考えているがゆえ行動をしていました。
坂本龍一さん、ご冥福をお祈りいたします。

GREEN NOTE編集部

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