エシカルライフ

【11選】エシカルは足元から。おすすめのサステナブルスニーカーを紹介

エシカルは足元から。おすすめのサステナブルスニーカーを紹介

サステナブル(Sustainable)とは、日本語で「持続可能な」と訳されます。

そして日本を始め、世界中でサステナブルな商品が販売されています。

特にファッション業界ではサステナブルな商品が続々と登場。

若い世代を中心に、サステナブルファッションを選ぶ人が増えています。

その中から今回は、サステナブルなスニーカーに注目。

サステナブルなスニーカーの特徴や各ブランドのサステナブルスニーカーを紹介します。

サステナブルなスニーカーとは?

サステナブルなスニーカーとは、どのようなスニーカーなのでしょうか。

各ブランドが展開しているサステナブルなスニーカーには、以下の特徴があります。

  • リサイクル素材ででている
  • ヴィーガンレザーを使用している
  • アップサイクルした素材をした素材を使用している
  • 生産過程での環境負荷が少ない

上記に共通しているのは、人や動物、環境に配慮されていること。

人や地球にやさしいスニーカーが「サステナブルなスニーカー」となります。

関連記事:サステナブル素材とは?種類・生地の特徴を解説

おすすめのサステナブルスニーカー11選

具体的に、どのようなサステナブルスニーカーが販売されているのでしょうか。

各ブランド別に紹介します。

RALLY ROUND(ラリーラウンド)のサステナブルスニーカー


1932年創業の日進ゴム株式会社は、アースフレンドリーでストレスフリーな次世代スニーカーブランド「RALLY ROUND(ラリーラウンド)」を立ち上げました。

日進ゴム株式会社(岡山県)は、長年にわたってゴム素材の研究や、地下足袋・安全靴などのシューズ製品を開発している企業です。

同社では「RALLY ROUND」のシューズ開発に伴って、竹と天然ゴムを合成した「Bambrubソール」を新たに開発し、シューズ全体で93%の植物由来率を実現しました。
た。

通常のゴムよりも10%軽く、柔らかなソールとなっています。

さらに、シューズのアッパーには、コーヒーフィルターの製造工程で出る廃材をアップサイクルして開発した「Cafetex」という植物由来の織布を使用。

そのほか、「RALLY ROUND」は、世界各地の企業と協働して素材の調達やデザインを行っています。

インソールには、ポルトガル製のコルクを使用。

厚みのあるコルクソールは、軽量で疲れにくいのが特徴。

また、Estonia×Japanモデルでは、北欧・エストニアのシューズブランド「TOKU」がデザインを提供しています。

RALLY ROUNDの1stモデル(Portugal×JapanモデルとEstonia×Japanモデル)は、2023年10月に発売予定。

サイズ展開は23cmから29cmで、価格帯は15,000円〜18,000円。

直営のECサイトから販売予定なので、最新情報は以下の公式サイトからチェックしてください。

参照:竹やコルク、コーヒーフィルター再生で93%植物由来のスニーカーブランド「RALLY ROUND」2023年秋より発売開始

公式:RALLY ROUND

提供:日進ゴム株式会社

NIKE(ナイキ)のサステナブルスニーカー

NIKE(ナイキ)は、スポーツと地球環境の未来を守るために「Move to Zero」というプロジェクトに取り組んでいます。

廃棄物ゼロとCO2排出量ゼロも目標に、環境にやさしいシューズを作っているのです。

例えば、Space Hippie(スペース ヒッピー)は、スクラップ(宇宙ゴミ)を素材に利用したモデルで、リサイクル素材を85〜90%使用しています。

多くの人に愛されているAir Force11(エア フォース1)やAir Max(エア マックス)、Blazer(ブレーザー)では、全重量の20%以上にリサイクル素材が使用されています。

参考:NIKE「あらゆる場面に対応するサステナブルで環境に優しいシューズ」

adidas(アディダス)のサステナブルスニーカー

2024年までに可能な限りリサイクルポリエステルに移行し、2025年までにアディダス製品の9割をサステナブル素材にする、と表明しているadidas(アディダス)。

2020年には、アディダスの定番スニーカーモデル「STAN SMITH(スタンスミス)」の全商品をサステナブル素材に切り替えています。

SUPERSTAR VEGAN(スーパースター ヴィーガン)は、名前の通りヴィーガン素材を使用したアイテム。

ヴィーガン素材とリサイクル素材を取り入れたアッパーと、オリジナルモデルと同様のシンプルなデザインが特徴です。

参考:adidas「サステナビリティ」

converse(コンバース)のサステナブルスニーカー

converse(コンバース)では、サステナブルな素材を使用したスニーカーシリーズ「e.c.lab」を立ち上げ、環境や社会に配慮したスニーカーを販売しています。

JACK PURCELL ECONYL(ジャックパーセル エコニール)では、漁業で使われる網や古いカーペット、工業廃プラスチックなどを使用したECONYL®再生ナイロンをアッパーに使用しています。またALL STAR NOKORIZOME OX(オールスター ノコリゾメ OX)では、食品や植物を加工した際に出る”のこりもの”を利用した染料でカラーリング。現在はヨモギとブルーベリーの2色が販売されています。

参考:converse「e.c.lab」

PUMA(プーマ)のサステナブルスニーカー

ファッション誌「The Business of Fashion」が発表したサステナビリティ・インデックス2022で、1位となったPUMA(プーマ)。

労働者の権利、透明性、水と化学物質において高い評価を得ています。

そんなPUMAからもサステナブルスニーカーが販売中。

例えば2022年春夏シーズンに登場した「エレクトリファイ ニトロ FM ランニングシューズ」は、現地の人が道端などで回収したプラスチックごみから作られた素材で作られています。

このアイテムはリサイクルポリエステルを扱う会社「FIRST MILE」とのコラボによって作られたものです。

参考:PUMA「ウィメンズ エレクトリファイ ニトロ FM ランニングシューズ」

KEEN(キーン)のサステナブルスニーカー

アウトドアフットウェアで有名なKEEN(キーン)は、「Consciously Created(地球と人にやさしいツクリカタ)」を理念とするスニーカーブランドです。

KEENは過フッ素化合物(PFC)不使用の撥水加工、天然素材の防臭剤、LWG認証レザー、リサイクルPETの採用という4つを実施しており、この取り組みはフットウェア業界初とされています。

HOWSER HARVEST(ハウザーハーベスト)のアッパーには車のシートをアップサイクルしたレザーを使用。

環境負荷が抑えられるだけでなく、1点ごとに布の表情が異なることからずっと使いたくなるデザインになっています。

参考:KEEN「地球と人にやさしいツクリカタ」

ECOALF(エコアルフ)のサステナブルスニーカー

ECOALF(エコアルフ)はリサイクル素材を使ったアイテムが特徴のファッションブランドです。

エコアルフのスニーカーには、再生ナイロンやリサイクル系、海底から回収されたペットボトルから再生したポリエステル素材、植物由来のソロナなどのサステナブルな素材が使われています。

どのアイテムも廃棄物をイメージさせない、シンプルでスタイリッシュなデザインで、普段の街歩きから運動まで使えるアイテムが多いです。

参考:ECOALF「スニーカー特集」

Allbirds(オールバーズ)のサステナブルスニーカー

創業当初から環境負荷を考慮し、サステナブルな取り組みを行ってきたAllbirds(オールバーズ)。

2025年の終わりまでにカーボンフットプリントの半減、2030年までにはゼロにすることを表明しています。

Tree Flyers(ツリーフライヤー)は、軽量かつ弾力にすぐれたランニングシューズですが、FSC認証テンセル・リヨセル(ユーカリの木の繊維)が使われたアッパー、FSC認証天然ゴムのアウトソール、廃棄ペットボトルから作られたシューレースなど、サステナブルな素材がふんだんに使われています。

参考:Allbirds「メンズツリーフライヤー」

また、下記記事ではAllbirdsの商品のプロダクト開発の背景やヒットの理由を紹介しています。

関連記事:Allbirds(オールバーズ)の靴が大ヒットした4つの理由!国内での展開も解説

 

MoEa(モエア)のサステナブルスニーカー

2021年にパリで生まれたスニーカーブランド「MoEa(モエア)」は、サステナブル素材を使用することで、CO2排出量を約90%削減することに成功。地球のことを第一に考えたサステナブルブランドです。

そんなMoEaの特徴は、ヴィーガンレザーを使用していること

ヴィーガンレザーとは、植物性由来の皮を指します。

モエアではリンゴやブドウ、パイナップル、サボテン、コーンなどの廃棄物と特殊なバイオ技術によって、革のようななめらかな素材を作り出しています。モエアのヴィーガンレザースニーカーは、一般的な牛革のスニーカーの11%ほどのCO2しか排出しないんだとか。

参考:MoEa

SAYE(セイ)のサステナブルスニーカー

「SAYE(セイ)」は、2018年にスペインで生まれた100%ヴィーガンのスニーカーブランド。

サボテンやリンゴ、マンゴーなどさまざまなヴィーガンレザーが使用されていたり、最近ではトウモロコシ由来の素材でできたスニーカーも販売しています。

またパッケージにもサステナブル素材を使用しており、同封されている説明書を土に植えるとトマトが育つサプライズ付き。

セイはNGO団体である「We Forest」との共同で、スニーカーが一足売れるたびに木を2本植える資金を提供する取り組みを行っています。

2022年1月時点では、インドやザンビア、アマゾンには約21万本が植林されたとのこと。

参考:SAYE

まとめ

今回は、サステナブルスニーカーをブランドごとに紹介しました。

地球・動物・人に配慮したサステナブルな取り組みは急速に広まっており、スニーカーにおいてもサステナブルな素材を使ったアイテムが続々と登場しています。

近い将来、全部のスニーカーがサステナブルなものになるかもしれません。

次にスニーカーを購入する際は、サステナブルなスニーカーを選んでみてはいかがでしょうか。

お気に入りのスニーカーがサステナブルなものだったら、気分が上がること間違いないですよ!

提供:日進ゴム株式会社

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