【エシカル旅企画第2弾】自然と人とのふれあいでパワーをもらう「鳥取県日野町」を満喫!
今回のエシカル旅の行き先は、山や海など自然豊かな鳥取県。
米子空港から車で約1時間のところにある日野郡日野町は、
- 雲海
- オシドリの観察
- 古民家宿泊
- 神社仏閣
など穴場な観光スポットがたくさん!
旅の同行メンバーはGREEN NOTEアンバサダーの難波遥さんと編集部メンバー1人の2名で行ってきました!
エシカル旅を全力で楽しんできたので、ぜひ参考にしていただきたいです!
エシカル旅1日目、いざ鳥取県日野町へ
▼1日目のスケジュール
14:30 米子駅から根雨駅へ
16:00 オシドリ観察小屋
17:00 古民家 沙々樹で夕食・宿泊
今回は羽田空港から飛行機で米子空港へ向かいました。
米子空港に到着。
空港からバスで米子駅に移動しました。(約30分)
鳥取県は車の移動が便利なのでレンタカーを利用するのもおすすめですが、
エコで車窓からの景色も楽しめるので、日野町までは電車を利用しました。
特急やくもで日野町の根雨駅へ!
米子駅から目的地の根雨駅まで特急やくもに乗車。
電車に揺られること約30分。
無事根雨駅に到着!
車の移動だと、米子空港から日野町まで車で約1時間。
朝方と夕方が見頃『オシドリ観察小屋』
まずは根雨駅から徒歩3分のところにある「オシドリ観察小屋」へ。
ここではその名の通り、オシドリを観察できます。
オシドリは、鳥取県の鳥に指定されており、オスが色鮮やかで、メスは斑点が特徴。
仲の良い夫婦のことを指す「オシドリ夫婦」。
この言葉の由来はオシドリのメスとオスの仲の良さから呼ばれるようになったとも言われています。
観察小屋の中ののぞき窓から双眼鏡で川辺にいるオシドリたちを観察でき、多いときで、800羽以上が集まるそうです!
写真撮影はOK!(※フラッシュ撮影は禁止です)
オシドリの観察期間は、11月初旬〜3月中旬ごろ。
朝方(夜明け〜午前8時ごろ)と夕方(午後4時〜日暮れまで)が間近で観察できる時間帯です。
オシドリの観察に携わって約28年の森田さんに、オシドリの生態などのお話を伺いながら、双眼鏡でオシドリを観察しました。
↑顕微鏡越しに撮影しました。
ちょうど夕日で川が照らされ、とても幻想的。
大自然の中、優雅に水辺で羽を休めているオシドリの可愛さに癒されました。
名称:オシドリ観察小屋
住所:鳥取県日野郡日野町根雨310番地(日野川沿い)
開館日:11月1日〜3月31日(期間中無休)
開館時間:午前7時〜午後5時まで
入館料:一般 800円(18歳以下無料)
駐車場:有(無料)
おすすめの観察時間帯:朝方(夜明け〜午前8時ごろ)と夕方(午後4時〜日暮れ)
TEL:0859-72-2101 (日野町役場産業振興課)
公式サイト:https://www.town.hino.tottori.jp/1125.htm
囲炉裏で食事を楽しめる!江戸時代から続く「古民家 沙々樹」で宿泊
根雨駅から徒歩5分、(オシドリ観察小屋から徒歩13分)のところにある「古民家 沙々樹」に到着。
この古民家を代々守っている佐々木さんは、山岳ガイドもされています。
江戸時代(1829年)に建てられた古民家で、旧出雲街道の傍にあります。
母屋の向かいには、蔵があり、江戸時代と明治時代に建てられたもの。
夕食の時間まで古民家の中を探索!
庭を見ながらお茶を飲んだり、ゆっくりくつろぐこともできます!
天井から梯子が降りてきて、登るとそこには。。。
ぜひ宿泊して自分の目で見てみてください!
お鍋のあとは囲炉裏でお餅も焼いていただきました!
そしてこちらの古民家では、昭和レトロな黒電話を今も使っています!
黒電話を初めてみた私たちは、黒電話を使いこなせるか挑戦!
食後は薪で温めたお風呂に入りました!
水が柔らかくなっている気がして、ポカポカと体の芯から温まりました。
お風呂のあとは佐々木さんと晩酌タイム。
佐々木さんと他愛もない話で盛り上がりつつも、翌日は雲海を見るために早起きするため、少し早めの就寝。
名称:古民家「沙々樹」
住所:鳥取県日野郡日野町舟場357
営業日:週末(1グループ5名まで)
宿泊料(1泊2食):【大人】10,000円(税込)【子ども(小学生以下)】5,000(税込)
駐車場:有
TEL:0859-72-1350
公式サイト:https://okuhino-club.jp/sasaki.html
エシカル旅2日目、鳥取県日野町のパワースポットへ
▼2日目のスケジュール
7:15 金持神社
8:00 古民家 沙々樹で朝食
10:00 泉龍寺で精進料理体験と昼食
12:00 根雨駅から米子空港へ
17:30 米子空港から羽田空港へ
明地峠の雲海(あけちとうげのうんかい)
5時頃起床し、根雨駅(古民家 沙々樹)から車で約13分のところにある明地峠展望台へ。
6時頃、明地峠展望台駐車場に到着。
明地峠は、標高690m、岡山県新見市と鳥取県日野郡日野町との間に位置し、両県の県境となっている峠です。
雲海の見頃は、11月中旬〜12月上旬。
明地峠の雲海は、気温がぐんと下がった晴れた日の夜明け前から早朝にかけて発生するそうです。
いざ展望台へ。
展望台横の小径をいくともう1箇所、雲海展望&撮影スポットがあるんです!
この少し険しい小径を登っていくと、絶景が!
時間を忘れるくらい綺麗な光景でした。
天候によっては雲海に浮かぶ大山が見えることもあるそうです!
名称:明地峠
住所:鳥取県日野郡日野町別
見頃:11月中旬〜12月上旬
開館時間:夜明け前から早朝
駐車場:有(無料)
その他:トイレ無、自販機あり
公式サイト:https://www.town.hino.tottori.jp/1278.htm
宝くじの高額当選者が続出!金持神社
明地峠から車で約11分(根雨駅から車で約6分)のところにある「金持神社」。
金持神社はその名前の通り、金運・開運アップのパワースポット。
金持神社境内には鳥取県銘木100選に指定された「サワラ」、「チャンチン(原産 中国)」があります。
チャンチンは鳥取県に1本しかない珍しい木だそうです。
そんな木からパワーをもらいました。
拝殿の中には、日野町出身の
- 濱田珠鳳先生による貴重な指画「龍神の図」
- 三枝美津子先生の日本画「野菊」の絵
が奉納展示されています。
そして金持神社の絵馬には、高額当選のお礼の言葉などが綴られていました!
また、金運アップのために、「財布お祓い」もできるそうです。
詳細は公式サイトをご覧ください!
名称:金持神社
住所:鳥取県日野郡日野町金持1490
札所の営業時間:午前10:00~午後4:00まで(年中無休)
駐車場:有(無料)
公式サイト:https://www.kamochijinja.jp/
古民家 沙々樹で朝食
8時ごろ古民家 沙々樹に戻り、朝食を堪能。
日本の昔ながらの空間と、佐々木さんの作る愛情たっぷりの食事にとても癒されました!
囲炉裏で焼くパンも絶品!
佐々木さんとお別れの挨拶をし、次の目的地「泉龍寺」へ。
『泉龍寺』で精進料理体験と幕末・鳥取藩の歴史を学ぶ
根雨駅から車で約11分(古民家 沙々樹から車で約12分)のところにある、曹洞宗の寺院「泉龍寺」へ。
泉龍寺は、幕末 鳥取藩の勤皇派因藩二十士が、泉龍寺に幽閉され、遺品・書画等が数多く保存されており、日野町の有形文化財に指定されている曹洞宗の寺院です。
今回は副住職(21代目)の秀典さんに教わりながら、精進料理体験をしました!
精進料理とは、仏教の修行僧がとる食事(正しく、純粋に、休まずに行う=精進)のことで、動物性の食品、匂いの強い野菜(ニンニク・ニラ・玉ねぎなど)、お酒を使っていない料理のことを言います。
今回は白菜と春菊の胡麻和えを作りました!
残りの精進料理を仕上げていただくのを待つ間、住職(20代目)の道秀さんに、泉龍寺の歴史やゆかりの深い鳥取藩「因藩二十二士」についてお話をしていただきました。
そして、その歴史に関連した品物を見学。
当時の武士たちが実際に使用していた品物などがあり、幕末の歴史の奥深さを実感しました。
精進料理が完成!
庭園が見える部屋で精進料理をいただきました。
今回の食材は、ほとんど日野町で採れた野菜を使ったお料理。
普段ではなかなか味わうことのできない精進料理や住職の方とゆっくりお話ができる、禅な体験ができます。
また、幕末の歴史好きにはぜひ訪れてほしいスポットです!
米子空港へ戻り、羽田空港へ
根雨駅から、電車で米子空港へ。
米子空港は、米子鬼太郎空港とも呼ばれており、中には「ゲゲゲの鬼太郎」の撮影スポットなどもあり、鳥取県は空港も楽しめるところでした!
時間があったのでお土産を購入。
名残惜しいですが東京に戻りました。
鳥取県日野町エシカル旅のまとめ
ここでしか味わえない体験ができる鳥取県日野町。
いくら人がいても、物があっても、自然が綺麗でも生み出せない素敵な場所で、一人でも多くの人に感じてほしい素敵な時間を過ごすことができました。
今回は秋に訪れましたが、日野町にはそのほかの季節でも、
- 日野川下り(ラフティング)
- カヌー
- アユ釣り(日野川は西日本有数のアユ釣りのメッカ)
- 登山(奥日野五山)
など、自然と人とのふれあいができるスポットがたくさんあります!
ぜひ鳥取県日野町を訪れてみてください!
『GREEN NOTE(グリーンノート)』は環境・社会課題をわかりやすく伝え、もっと身近に、そしてアクションに繋げていくメディアです。SDGs・サステナブル・ESG・エシカルなどについての情報や私たちにできるアクションを発信していきます!