【後編】ミセスグローバルアース坂井田恵利さんのエシカルライフとOur EARTH Project
サステナブルや環境負荷を意識した生活をおくっている坂井田恵利(さかいだえり)さんのエシカルライフについてお届けする連載記事。今回は後編です。
恵利さんはヨガ講師やライフコーチとして活躍しています。
この記事を通して、私たちが日常生活の中で地球に優しい選択をどのように取り入れることができるか、具体的な例と共に探ります。
恵利さんのライフスタイルは、私たちの生活においてより良い選択をするヒントになるでしょう。
坂井田恵利さんのプロフィール
愛知県出身で、現在は神奈川県茅ヶ崎市在住の坂井田恵利さん。
2017年にハワイへ単身で渡米、ヨガ留学を経験、現地のスポーツマーケティング会社の編集長に就任。
その後、キャリアを積むためオーストラリアに渡り、全米ヨガアライアンスRYT500を取得、リトリートやサップヨガイベントを開催。2020年に日本に帰国し、茅ヶ崎に移住されました。
海外経験でアーシング(砂浜や森の中などで裸足になり、素肌で地球とつながること)を知り、地球や人に優しい暮らしをご提案するアーシングコーチとして全国でヨガイベントやビーチクリーンなどを開催しています。
また、コーチングの資格を取得し、株式会社E.M.C 代表取締役として、自由の働く女性たちの支援するコミュニティや講座を開講しています。
Mrs Global Earth 2022 日本大会(ルビー部門)グランプリを受賞しました。
また、2023世界大会(ブルーダイヤモンド部門)2位の受賞もはたしています。
エシカルライフに密着!
ヨガ講師やアーシングコーチなど、さまざまな活動をしている恵利さん。お忙しい中、その生活に密着させていただきました。
恵利さんが実践されているエシカルライフから、私たちにもできることを探していきましょう。
自分の心が豊かになる過ごし方を
時間を忘れ、のんびり過ごせるのも海辺暮らしの大好きなところ。
近くの観葉植物を見にショッピングへ出かけたり、サイクリングをしたりして楽しむこともあります。”
午後はカフェでゆっくり過ごしたり、ショッピングに出かけたりします。
地球の豊かさを守るため、自分の心の豊かさを大切にしている恵利さん。
自然の多い場所に足を運んだり、植物に触れたり、サイクリングを楽しんだり…自然を感じながら過ごします。
1日の終わりは自分も地球も労わる
スキンケアは海水からできたプラスティック・クルエルティフリータイプを使用。体にいいモノを選択することで、肌も元気に生き生きとしていきます。なるべく地球への負担の少ないものを選ぶことが私のモットーです。観葉植物に水やりをしながら自然のパワーを感じたり、ハーブやお野菜の家庭菜園にも取り組んだりしています。”
1日の終わりには、ゆっくりお風呂に入り、丁寧なスキンケアを。
恵利さんは、自然由来の成分を含むスキンケア製品を選び、肌だけでなく環境にもやさしいケアを心がけています。
美容と健康が自然と調和する生活を重視されているのです。
Our EARTH Projectとは
Our EARTH Projectとは、“より地球にやさしい”をコンセプトにしたプロジェクトです。
リサイクルやアップサイクルブランド、健康や環境に配慮したエシカルな活動に取り組むブランドを取り扱っています。
ブランド・アイテムは海外のものだけでなく、日本国内や自社ブランドまで幅広く紹介。旅行に行く前のような、新しい物を見つけられるワクワクを体験できるでしょう。
今回、惠利さんが使用していたファッションアイテムはプロジェクトオンラインストア「Our EARTH Project Sustainable Terminal」で購入することができます。
この記事で登場した主なブランドを紹介します。
AIRPAQ
AIRPAQは、廃棄されるはずだった自動車のエアバッグ、シートベルト、ベルトのバックルを再利用してバッグを製造している、ドイツ発のアップサイクルバッグブランドです。
資源の再利用だけでなく、新たな価値の創出も環境保護に繋がるとし、魅力のある商品作りを目指しています。
廃材を再利用するため、アイテムはすべてがオリジナルです。
<恵利さん着用モデル>
ブランドURL:AIRPAQ — Our Earth Project / Sustainable Terminal
GOTBAG
GOTBAGは、ドイツ・マインツ発のリサイクルバッグブランド。幼い頃からサーフィンやセーリングを楽しんだ創立者が「海を守るためになにか出来ないか」と思ったのがブランド立ち上げのきっかけとなりました。
バッグは、インドネシアの約1,500人の漁師やNGO団体によって回収・分別された海洋プラスチックごみから出来ています。
<恵利さん着用モデル>
ブランドURL:GOTBAG — Our Earth Project / Sustainable Terminal
Pure Waste
Pure Wasteは、衣料品の製造工程で出るコットンの端材、端切れをリサイクルして服に作り直す、フィンランド発のアパレルブランドです。
綿を新たに栽培する必要がなく、すでに色がついた生地を使用しているため、製造過程で使用される水の使用量を抑えることができます。
廃棄物に対する人々の認識を変え、アパレル業界全体をリサイクルの未来に導くことがブランドの願いです。
<恵利さん着用モデル>
ブランドURL:Pure Waste — Our Earth Project / Sustainable Terminal
KERBHOLZ
天然の木材や石材を使用したドイツ発のデザインウォッチブランド、KERBHOLZ。落ち着きのあるドイツデザインの美しさに加え、ミニマルでありながらファッション性に優れたフォルムを追及しています。
また、環境・資源保全に配慮したデザインフェーズを経ることを信念としています。
KERBHOLZはその素材やカッティングにより同じ模様が出ることがないため、全く同じ見た目のアイテムはありません。
<恵利さん着用モデル>
ブランドURL:KERBHOLZ — Our Earth Project / Sustainable Terminal
YOT WATCH
使われなくなったおもちゃからカラフルな時計を作る、日本発のウォッチブランド、YOT WATCH。環境負荷を最小限にするために、本来廃棄されるプラスチックを再活用し、新たな価値を提供しています。お子様のファーストウォッチにしたり、3世代でお揃いで身につけたり…カラーバリエーションが豊富なので、世代を問わず、身につけられる時計です。
<恵利さん着用モデル>
ブランドURL:YOT WATCH — Our Earth Project / Sustainable Terminal
BOHONOMAD
BOHONOMADは、トルコ南西部、エーゲ海地域にて誕生した環境にやさしいサンダルです。
リサイクル可能なポリプロピレン素材のロープと天然ラバー100%のアウトソール、接着剤のみで作られており、軽量かつ柔らかい履き心地で、ヴィーガンにも対応しています。
また、BOHONOMADは現地の女性達により1足ずつ100%手作業で作られており、現地女性たちの雇用機会や安定的な収入を提供しています。
<恵利さん着用モデル>
ブランドURL:BOHONOMAD — Our Earth Project / Sustainable Terminal
デザインもなかなかないオリジナル感があるのも素敵!柔らかくて、軽量なので、海やビーチでもお散歩にもピッタリです!”
エシカルライフが求められる理由
エシカルライフは、日本語訳で「倫理的・道徳的な暮らし」となります。
つまり「人や地球、社会に配慮した行動や選択をする暮らし」です。
1989年にイギリスで「ethical(エシカル)」という言葉が使われるようになり、その後世界に波及していきました。
エシカルライフの実践は今、重要とされています。
地球温暖化や生物多様性の消失、児童労働や格差、食料危機など、地球には多くの環境・社会問題があります。
そしてこれらの問題は一刻も早く解決すべきであり、解決するための具体的な目標としてSDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)などがあります。
SDGsや持続可能性よりも身近で、意識しやすいのがエシカルライフが求められる理由です。
個人がエシカルライフを実践することで、消費行動が変わり、社会が変わるきっかけになるでしょう。
日常生活にエシカルな選択を
この記事では前編後編にわたり恵利さんのエシカルなライフスタイルに密着し、そのような生活を支援するオンラインサイト「Our EARTH Project Sustainable Tarminal」や掲載ブランドについて紹介しました。
エシカルライフを送る上で大切なのは、無理をしないことです。
自分なら何ができるかな、1日の中にどうしたらエシカルな選択を取り入れられるかな、と考えてみてください。
きっと日常生活が、今よりもっと良いものになるでしょう。
記事内で恵利さんが着用していた商品はOur EARTH Project Sustainable Terminalでお求めいただけます。
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