滝川クリステルさんのSDGsの取り組みとは?動物愛護の活動を解説
滝川クリステルさんは、元ニュースキャスターの方で1977年10月1日生まれになり、出身地はパリの帰国子女です。
ニュースキャスターとしての活動期間は、以外にも2000年からで当時はフジテレビをアナウンサー希望として受験するも不合格となり不採用でした。
そこから共同テレビに新人アナウンサーとして採用され、次にフジテレビを受験し見事合格し2009年以降フリーアナウンサーとして活動中。
現在では、動物の保護活動に力を入れ自らを代表として一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブルを立ち上げました。
そんな滝川クリステルさんのSDGs活動にスポットを当てて、解説します。
滝川クリステルさんのSDGs活動とは?
出典元: https://i-voce.jp/feed/1826337/
瀧川クリステルさんが活動しているSDGsの内容は、動物愛護になります。
動物愛護という形で動物と人間の距離感を重要視するということで一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブルの代表者となり動物の保護を目的に活動しています。
犬猫の訓練プログラムを補助するという活動を行っており、セラピー犬や盲導犬を訓練するプログラムの補助などが活動内容及び財団の実績になります。
そして、この財団にはもう一つ役割があり、支援者からの支援金をいただいてそれらを利用して絶滅の恐れがある動物の保護を行うという活動も行っています。
愛護団体においては、問題となっていたのが動物を保護するだけの活動をしているという点が問題になっていて、動物の保護だけではとても運営資金を支援金という形で受け取っても足りなくなるという問題があったのです。
あえて動物を保護するうえで、犬や猫においては介助犬やセラピーアニマルという形で人間を癒すことを目的とした動物に教育するという方針を考えました。
支援をする側としても目標において動物をただ保護するだけではなく、必要とする人物に提供できるということから支援をする側は支援金を出せるのです。
旧来の動物保護は支援する側は見返りを完全に得ることができないという問題があり、ペットのおもちゃなどを提供する玩具メーカーなどは寄付をすることは単なる自分たちの会社の宣伝でしかありませんでした。
人の生活を支えるペットや人と共存できるペットを生み出すというのは企業から見ても単なる支援になりません。
必ず必要とする人物に対して支援をしているため、支援する側は単なる自己満足ではなく、明確に人の役に立つということで支援を可能とするため、滝川クリステルさんが掲げる、動物保護と動物の教育という考えは理にかなったプロジェクトといえるでしょう。
滝川クリステルさんがSDGsの活動を始めたきっかけ
滝川クリステルさんがSDGsの活動を始めたきっかけは、殺処分という動物を殺すという習慣が当たり前になっていることについて疑問を持ったことでした。
先進国である日本なのに動物のことを考えず、人間本位の考えで動物を殺害することはおかしいと考え動物を保護する活動を始めたと話されています。
クリステルさんが過ごしたフランスでは動物を殺すということは実は日常的であり、動物を殺傷するという国の在り方に疑問を持ち、活動を日本で本格的に始動したわけです。
というのも、フランスの場合、犬猫以外にひよこの殺処分問題が一時期話題になり、急速に2021年から殺処分に関するルール作りが本格化しました。
こうしたことから、滝川クリステルさんは2014年当初から殺処分の問題について考え、幼少期に育ったフランスでは殺処分が日常的であったことを介して犬猫以外の動物の保護を考えたわけです。
このペットの殺処分をゼロにするというのが滝川クリステルさんのSDGs目的であり、その方法というのが訓練によりペットを教育し人間と共存することを重視しています。
これはかなり新しい考え方で教育によって共存が可能であればペットの殺処分を限りなくゼロに出来るのではないかという運動になります。
滝川クリステルさんが思うSDGsの目標
出典元:https://instagrammernews.com/detail/2157185781469537753
滝川クリステルさんが代表となる一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブルでは、目標を2つに分けています。
一つは、犬猫の殺処分をゼロにするという方向において犬や猫を訓練して人間を助ける介助犬にするという目標を持っています。
そしてもう一つが、絶滅する可能性がある動物たちの保護を目的としているため、滝川クリステルさんが掲げる保護というのは何も犬猫だけではないということです。
絶滅する可能性がある動物たちも保護したうえで数を増やすというのがこの教団の活動目的になるため、かなり達成目標は高い財団であると言えるでしょう。
皮や角などを目的として人間の都合で殺害される動物や、飼えなくなると処分されるペットを考えた場合、かなり健全であり合理的です。
滝川クリステルさんのSDGs活動まとめ
保護することで得られる新たな目標がある滝川クリステルさんの活動です。単なる動物の保護で終わらず、「動物を保護・教育・動物を必要とする場所に提供する」という循環させるといった今後の動きについて注目すべく財団です。
動物の殺処分については先進国においては、ペットショップがペットを販売しないという方向で進んでおり、日本も将来ペットショップがペットを販売しない可能性もあり得ます。
しかし、彼女が進んで行っている活動が広まればペットショップがペットを販売しないという方向にならず、かつペットと人間が共存できる可能性が高まりますので、いずれにしろ一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブルの活動は注目すべき点が多いです。
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