エシカルライフ
【市場調査レポート】環境・社会課題に配慮した商品・サービスの購買を妨げる最大の障壁は何ですか?
SDGsの項目に関する意識を明らかにすることを目的に、SDGs / サステナビリティ専門ニュースアプリ『GREEN NOTE(グリーンノート)』に登録するユーザー20~50代以上の101名を対象に「環境・社会課題に配慮した商品・サービスの購買を妨げる最大の障壁」に関するアンケートを実施しました。
調査の概要
調査期間: 2022年5月26日(木)~2022年6月2日(木)
調査方法:GREEN NOTE(グリーンノート)アプリ内アンケートによる回答
対象者:20~50代以上・男女101名のアプリユーザー
アンケート内容
以下の設問・項目でアンケートを行いました。
環境・社会課題に配慮した商品・サービスの購買を妨げる最大の障壁は何ですか?
・環境・社会課題に配慮していても別に買いたいと思わない
・メッセージが分かりにくい
・価格が高い
・本当に環境・社会課題に配慮しているのか信用できない
・メッセージが分かりにくい
・価格が高い
・本当に環境・社会課題に配慮しているのか信用できない
調査結果:約5割『環境・社会課題に配慮した商品は高い』と回答
アンケートの回答結果は以下の通りです。
- 環境・社会課題に配慮した商品・サービスは高いという声が最も多く聞かれた。なお、世代を通して過半数近くが同様の回答をしている事から、類似商品と比べて相対的に高いと感じている事が分かる。
- 20代は、それら商品・サービスの環境・社会課題に対する配慮のメッセージを受け取りつつも、真偽を疑っている事が分かった。近年の食品表示偽装やハラスメントなど企業不祥事に関する報道から、環境・社会課題配慮に対する企業の取組みの真偽の程が20代の消費者から注視されているものと考えられる。
- 30代以降は、商品・サービスの環境・社会課題配慮のメッセージの分かりにくさから、内容を確認する事に時間を割かずに購買している可能性が高いと考えられる。
- 男性に比べ、女性の方が、価格に対する敏感度が高いことが分かる。
- また、女性よりも男性の方がメッセージを受け取っており、さらに、そのメッセージに対して真偽を疑っている事が分かった。女性は、商品・サービスの環境・社会課題配慮のメッセージの分かりにくさから、内容を確認する事に時間を割かずに購買している可能性が高いと考えられる。
まとめ
今回のアンケートでは、世代、性別を通して環境・社会課題に配慮した商品は高いと結果が出ましたが、環境・社会課題に配慮した商品に興味がないということではないようです。
特に20代は企業の社会問題に対する取り組みの本気度を気にしているようです。
下記ではSDGsの事業アイデアについて紹介しています。
GREEN NOTE編集部
『GREEN NOTE(グリーンノート)』は環境・社会課題をわかりやすく伝え、もっと身近に、そしてアクションに繋げていくメディアです。SDGs・サステナブル・ESG・エシカルなどについての情報や私たちにできるアクションを発信していきます!
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