エシカルライフ

MISIAさんのSDGsはアフリカの子供たちの貧困がきっかけ

MISIAさんは、日本の歌手の方で1978年7月7日生まれであるというわずかな情報しかわかっていません。

彼女は本名をはじめ多くの情報を非公開にしている謎の多いアーティストです。

MISIAさんといえば、セクシャルマイノリティによる差別運動において差別をなくそうという形で活動をしていたことで知られています。

紅白歌合戦において、性差別をなくすという方向性においてLGBTアーティストをバックにパフォーマンスを行った方でもあります。

また、アフリカやケニアの子供たちを救済するという支援プログラムを立案し、6億円を集めて寄付をするなどの慈善事業を行っています。

現在Child AFRICAという慈善事業を立ち上げるなどの活動家の側面を見せ社会貢献をなさっています。

そんな謎のベールに包まれたアーティストMISIAさんについて、今回はSDGsの活動にスポットを当てて、詳しく解説していきます。

MISIAさんのSDGs活動とは?

MISIAさんのSDGs活動とは?

出典元:https://www.huffingtonpost.jp/entry/misia-trp_jp_5ea53369c5b6805f9ece6790

MISIAさんのSDGs活動は2007年においてアフリカやケニアの子供たちを救済するために6億円の資金を集めた慈善活動が始まりであるといわれています。

音楽活動を通じての寄付という形寄付が集まり、全額をアフリカやケニアの子供たちの救済に充てていました。

そこから、本格的にアフリカやケニアの子供たちを保護して教育する「Child AFRICA」という事業を開始したことで知られています。

Child AFRICAの画像

出典元:http://www.mudef.net/contents/childafrica.html

また、セクシャルマイノリティへの差別についてメディアを通じて性差別をなくすという方向で活動したのがMISIAさんのSDGs活動になります。

当時は、NHKの紅白歌合戦という番組を通じて性差別をなくす問運動をおこし話題を呼びましたが、話題性においてはレインボーフラッグを紅白歌合戦時に掲げたことが話題となりました。

他には生物の多様化による問題で絶滅する生物に対する保護を目的とした親善大使に選ばれています。

MISAさんの主なSDGSの活動はアフリカの支援になり、子供たちを保護したうえで教育をしてより良い仕事を子供たちが得て収入を得ることでアフリカを救うというのが彼女の取り組みになります。

こうした活動は今現在においてはMISIAさん以外にも、地域の方の教育を優先して教育によって収入を得れば豊かになるという方向で、他の実業家の方も実地している支援で最も有効的な方法であるといわれています。

MISIAさんがSDGsの活動を始めたきっかけ

Child AFRICAの画像

出典元:http://www.mudef.net/contents/childafrica.html

MISIAさんがSDGsを始めたきっかけですが、国境の問題が始めたきっかけになります。

というのも貧困というものをMISAさんは2007年当時興味本位で訪れ、思いのほか貧困問題が深刻であると捉え、問題解決出来ないだろうかと思ったそうです。

何度も現地へ赴くなかMISIAさんは、

  • そもそもどうして貧困が起きるのか
  • これまで多くの募金があるにもかかわらず貧困が収まらない理由は?

という問題において、アフリカの社会システムに問題があることに気が付き、2008年からアフリカやケニアの子供たちを保護する教育プログラムを立ち上げたのです。

つまり、アフリカの社会基盤である教育がだめであるとMISIAさんは分析し、大人を教育するのではなく、子供を教育することで問題解決にあたろうと考えたわけですね。

ちなみにMISIAさんが支援を始めた当時アフリカはかなり貧しい国であり、どうなるかわからなかったとまで言い切っています。

しかし、今のアフリカについてはかなり進展がされており、いろいろな文化が流入してきて経済も発展しつつあります。

難しいと思われていた大人たちにも徐々に変化が生まれ、特に面白いインタビューにおいては、コンゴ共和国では急速にビジネススーツや購入スーツなどが普及していて文化になっているというインタビューがあります。

当時はアフリカでは「そもそも働くってどういうことなの?」ということを大人たちが理解できませんでした。

ここで新しい文化にスーツというものが入ってくると、

  • スーツとはどのようなシーンで着用するものなのか
  • どうやればスーツを手に入れることができるか

スーツというファッション文化から働くことの意味理解につながるため、良い循環になっているとお話されていました。

この考えかたが変化したのは、働くということにおいて意味が理解され始めたことと、働くことにおいて必要なものは、実は教育では?という方向にアフリカが動いたが故、今現在アフリカは、急速に発展していっているともいわれています。

MISIAさんが思うSDGsの目標

MISIAさんが思うSDGsの目標

出典元: https://www.jica.go.jp/topics/2019/20190724_01.html

MISIAさんが思うSDGsの目標については、貧困をなくすことと、アフリカにおける国境をなくすことだといわれています。

まず、アフリカは、国だけでも55か国も存在しています。

貧困をなくす場合、いずれの国家や地域においても平等という形でアフリカの方が労働に準ずることで格差をなくすしかないといわれています。

特にコンゴなどがわかりやすい例で、今後の場合、単純ではありますが、スーツというものが欲しい、この欲求に応えるのが労働であり仕事なので国境をなくすという方向性で皆が労働に準ずれば格差はなくなり貧困はなくなるということです。

MISIAさんのSDGs活動まとめ

MISIAさんのSDGsの活動についてはアフリカの子供たちを救う、特にスラムで育つ子供たちを救う活動というものになります。

この活動はMISAさんのアフリカの貧困の実情というものを見てみたいという興味本位から始まったプログラムです。

貧困層は子供に悪い影響を与えるということをMISAさんは感じ取ったといわれています。

そのうえで、彼女にとってアフリカの実情は受け入れがたいということから支援プログラムを開始しChild AFRICAという慈善団体を自ら立ち上げ今に至ります。

MISIAさんが言うのには、アフリカは支援当時と支援後においてはかなり変化が生まれているらしく、文化というものが流入、音楽とか衣服などの文化が流入することで大きな変化が生まれているといわれています。

これは、コンゴの方が代表的な例で、お金の使い道ということを理解して文化を受け入れるためにお金が必要であるという考えにシフトしたことが大きな成果になります。

今後もMISIAさんはアフリカの子供たちを支援するための活動を続けていくとのことなので今後も彼女の活動においては注目です。

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