エシカルライフ

のんさんのSDGs活動は自分に自惚れること!?地球に恩を売るハードルの低いSDGsとは

のんさんのSDGs活動は自分に自惚れること!?地球に恩を売るハードルの低いSDGsとは

「あまちゃん」や「この世界の片隅に」にも出演されているのんさん。

もともと「能年玲奈」という本名で活動されていた女優で、現在は創作あーちすととして活動中です。

2022年さかなクンの半生を描いた映画「さかなのこ」にて主人公さかなクンを演じ、性別や明るい性格を見事に演じ女優としての幅を広げました。

多くのドラマや映画に出演された人気女優ののんさんですが、最近ではSDGs Peopleに選ばれ、自身のアップサイクルブランド「oui ou(ウィ・ユー)」を立ち上げるなど多岐に活躍されています。

SDGs活動についての大胆な発言「地球に恩を売る」とは何なのか?

のんさんが考えるハードルの低いSDGsについて詳しく解説します。

のんさんのSDGs活動とは?

出典:https://withnews.jp/article/

のんさんはSDGs People第一号として、2018年に開催されたキックオフイベントの「ジャパンSDGsアクション」というイベントにリモートで参加されました。

東日本大震災で被災した岩手県の復興支援を地道に続けてきたり、「女の子」というテーマで若い女性のパワーを社会に繋げようとしたりする活動を長年行われています。

また、普段からマイボトルを持ち始めていることや、仕事で使っていた衣装をリユースして新たな価値を与える、リサイクルとは別の「アップサイクル」にも取り組まれるなどSDGsに繋がる活動で多くの女性から圧倒的共感を得ています。

アップサイクルは環境の貢献だけではなく、素材の質感や形を生かした「一点もの」のデザインが魅力的で、SDGs12番目の目標「つくる責任、つかう責任」に当たります。

のんさんは「努力のハードルを下げる」「自惚れてみること」「怒りが一番の創作意欲」という言葉を発していました。

真面目なイメージがあるSDGsですが、そういうみんなが共感できる部分から広めていきたいとお話されていました。

のんさんがSDGsの活動を始めたきっかけ

のんさんがSDGsとの接点に気づいたのは、「レジ袋」が始まりでした。

レジ袋の有料化をしてから、たくさん溜まっていたレジ袋がどんどんなくなっていくことにエコバッグの便利性と環境への負担軽減に気づいたそうです。

関連記事:レジ袋有料化のメリットとは?「本当に効果があるの?」の疑問に迫る!

元々服の製作が好きなのんさんは、自身の衣装も手作りするそうです。

しかし着られなくなってしまった服はそのまま廃棄していました。お気に入りで思い入れのある服を捨てることに抵抗があったとお話されていました。

そこで「アップサイクル」というものを知ってからは、着られなくなってしまった服同士をかけ合わせ自身のLIVEでも活用しているそうです。

物をすぐに捨てない。

簡単なようで実際にしようと思うと難しい課題です。

そこでのんさんは「ハードルを感じてしまわないようにしたい。自分のハードルを地球レベルにまで上げてしまえば、地球と対等な気持ちで何か地球に貢献したときは【今、あたし環境に貢献したわ】と思えるくらいの気持ちでいればハードルを意識することがなくなるのでは」と語っていました。

現在自身のyoutubeでも衣装や私服のリメイク動画を公開するなど、積極的に活動されています。

SDGsと聞くと固いイメージがあり、何から何まで環境への配慮をしなければいけないと感じてしまい、出来ていないことを不安に思う人も少なくありません。

普段使用していたものを別のものにリメイクして何度も使用できるようにする。まさしく、「持続可能」。

タオルをぞうきんに再使用したり、お子さんがいる家庭でしたら、服を別の家庭にお譲りしたり、そう考えると自分が気付かないうちに、持続可能な社会の一員に皆さんも加入しているのです。

のんさんがおっしゃるように「自分に自惚れてみる」ことで、努力のハードルも下がり肩の力を抜いてSDGsの活動ができるようになるのではないでしょうか。

のんさんが思うSDGsの目標

のんさんが思うSDGsの目標

出典:https://news.yahoo.co.jp/articles/

のんさんが挑戦し続けていることは新しいことに取り組むハードルを下げること。SDGsにある真面目で固いイメージを払拭し、共感できる部分から広めること。そんな思いをつないでいく存在になりたいとお話されていました。

29歳の誕生日を迎え、アップサイクル・ブランド「oui ou(ウィ・ユー)」を立ち上げる取り組みもされています。

人気女優や著名な方がプロデュースしたアパレルブランドはよく聞きますが、アップサイクルで手掛けた商品をメインで出品するブランドは初めての試みではないでしょうか。

好きなアーティストと一緒に暮らす「ライフ with 推し」をコンセプトに掲げ、アーティストを身近に感じて生活する楽しさを届けるオリジナルブランドで、2022年の秋発売が開始されます。

のんさんのSDGs活動まとめ

様々なジャンルに挑戦してきたのんさんは、「やったことのない世界に飛び込むことは、苦労もあるけれど、その苦労がすがすがしい」と語っています。

のんさんのような著名な方がSDGsの活動について発信することで、ひとりひとりにあった活動の形を見つけるヒントになるのではないでしょうか。

新ブランドの設立やSNSでの発信など、次々と新たなことにアクティブに取り組むのんさんの今後の活動をこれからも応援したいですね。

公式サイト:https://nondesu.jp/

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