【市場調査レポート】就職、転職など会社を選ぶとき、企業のサステナビリティ/SDGsの取り組みに対する世代別関心度
SDGsの項目に関する意識を明らかにすることを目的に、SDGs / サステナビリティ専門ニュースアプリ『GREEN NOTE(グリーンノート)』に登録するユーザー20~50代以上の111名を対象に「就職、転職など会社を選ぶとき、企業のサステナビリティ/SDGsの取り組みに対する関心」についてアンケートを実施しました。
調査の概要
調査期間: 2022年7月11日(月)~2022年7月17日(日)0時
調査方法:GREEN NOTE(グリーンノート)アプリ内アンケートによる回答
対象者:20~50代以上の男女
回答数:111名
アンケート内容
以下の設問・項目でアンケートを行いました。
就職、転職…会社を選ぶとき、企業のサステナビリティ/SDGsの取り組みをどの程度考慮しますか?
・ネガティブな報道等があった会社には就職しない
・気にしているが、印象に頼っている
・あまり気にしていない
調査結果:就職・転職において環境問題・社会課題を重視する割合は30代で60%で最も多い
アンケートの回答結果は以下の通りです。
- 今回の調査では、意外にも、20代の過半数は企業の環境問題・社会課題に対する取り組みは就職先を考えるにあたってはあまり考慮していないとの回答が多く集まる結果となった。
- 上場企業など大手が未だ学生の第一志望群にあげられることから、学生の目にはどの企業もある程度環境・社会課題に取り組んでいる、取り組むことが当たり前になっている、と捉えられている可能性があると推察される。
- ”企業HP等を必ずチェックしている”が次点として多く回答を集め、特に30代・40代は40%以上が、企業の環境問題・社会課題に対する取り組みを、ビジネスリスク、或いはトレンドに対する対応が出来ている会社か、という観点でウォッチしているものと考えられる。
- 30代は、全体の20%が環境問題・社会課題に関してネガティブな報道があった会社には就職しないと回答しており、最もこれらトピックに関する企業の対応を評価していると見られる結果となった。
- 世代を通して“あまり気にしていない”、”気にしているが印象に頼っている”といった回答が一定数を占めているものの、就職・転職において環境問題・社会課題を重視する割合は30代で60%、40代で50%、50代以上で41%と、かなり高くなってきている傾向が見えた。
まとめ
今回のアンケートでは、就職・転職において環境問題・社会課題を重視する割合は30代で60%と最も高い結果がでました。
サステナ企業が採用において、30代転職希望者へのアプローチが有効的な可能性が高いことがわかりました。
下記ではSDGsの事業アイデアについて紹介しています。
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