エシカルライフ

【おすすめ7選紹介】SDGs目標3にも関連するウェアラブルデバイスとは

ヘルスケア分野で活用されているウェアラブルデバイスをご存じですか。

ウェアラブルデバイスとは、体に装着して使用するコンピューターデバイスのことで腕時計型や指輪型などさまざまな種類があります。

近年は感染症拡大の影響で、主体的に健康管理を行うことや、ヘルスケアをDX化する需要が高まりました。

ウェアラブルデバイスには日常的なモニタリングで、体調の変化にすぐ気づくことができるものが多くあります。

そのためSDGs目標3「すべての人に健康と福祉を」の達成にも大きく寄与する可能性を秘めています。

そこで今回はウェアラブルデバイスについて、どのような機能や用途があるのかをわかりやすく解説します。

また、最新のおすすめウェアラブルデバイスを厳選して7つご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

ウェアラブルデバイスとは

ウェアラブルデバイスは、英語では「wearable device」です。

ウェアラブルは「身に着けられる」、デバイスは「端末」を意味します。

つまりウェアラブルデバイスとは、腕や頭部などの身体に装着して利用するICT端末のことです。

手首に装着して腕時計のように使用できるスマートウォッチなどが代表的なウェアラブルデバイスと言えます。

それでは次にウェアラブルデバイスが注目されるようになった背景を解説します。

ウェアラブルデバイスが注目される背景

ウェアラブルデバイスが注目されるようになった背景はどのようなものでしょうか。

まずはウェアラブルデバイス自体が小型化、軽量化され、装着時に身体への負担や違和感が軽くなったことが大きいでしょう。

スマートフォンの普及でテザリングによるインターネット接続が可能となったことや、多種多様なデータをクラウド上で蓄積・分析できるようになったことも理由に挙がります。

新型コロナウィルスの流行で多くの人が外出できず、仕事もリモートワークとなり運動不足が大きな問題となりました。

そのような環境のなか、自分の健康状態を管理できるウェアラブルデバイスへの注目は高まりました。

ウェアラブルデバイスの種類

ウェアラブルデバイスにはどのようなタイプがあるのでしょうか。ここではウェアラブルデバイスの種類についてご紹介します。

  • 腕時計型
  • リストバンド型
  • メガネ型
  • 指輪型
  • クリップ型

このようにウェアラブルデバイスの形態にはさまざまなものがありますが、最も代表的なのは腕時計型とリストバンド型で、どちらも24時間装着可能な軽量設計が特徴です。

また、腕時計型もリストバンド型も、腕に装着する形状のウェアラブルデバイスですが、腕時計型はリストバンド型と比較して、一定の大きさの画面を搭載しているため、情報が見やすく操作しやすいという点に違いがあります。

一方、メガネ型は視野の部分が透過型のディスプレイになっている機種が一般的であり、映像や画像が浮遊しているように見えるのが特徴です。

指輪型は、装着の違和感がほとんどなくデザイン性が高いのが特徴。

クリップ型は小型でベルトなどにも挟める形状のため、ひそかに身に着けたい人に向いているウェアラブルデバイスと言えます。

どのような機能や用途があるのか

ウェアラブルデバイスにはどのような機能や用途があるのでしょうか。特に健康分野に重要な機能と用途を表にまとめました。

機能 用途
1.心身に関する情報収集 血流・心拍数や体温、睡眠、脳波などを測定し健康管理に活用する
2.位置や速度に関する情報収集 位置情報や移動情報を集めて走った距離を測るなど健康活動に活用する
3.活動量計機能 家事やデスクワークを含めたさまざまな日常活動を測定することで1日の総消費カロリーを把握しダイエットに活用する
4.通話や撮影 通話したり自身の状態を撮影したりできる。医師が眼鏡に装着したウェアラブルデバイスで手術中に動画撮影するなど、医療現場でも活用されている

ウェアラブルデバイスのメリットとデメリット

ここではウェアラブルデバイスのメリットとデメリットをご紹介します。

SDGs推進をはじめとしたウェアラブルデバイスのメリットとは

ウェアラブルデバイスを活用することで、特に健康面においては以下のような6つのメリットが得られます。

1.健康状態を可視化できる
ウェアラブルデバイスで、日常的に心拍や血圧などの測定を行い、数値が可視化されることで常に自分の健康状態を知ることができます。

2.情報をもとに自分で健康管理できる
情報が可視化されることで、血圧が高いときには食事に気をつけたり体重が増えたときにはカロリー制限をしたりと、自分で健康を管理することが可能です。

3.離れている家族の健康や安全を管理できる
離れている家族の健康状態を把握することが可能です。特に離れて暮らす高齢の家族の身体の異常をいち早く見つけることができれば、適切な治療に結びつけることができます。

4.気軽にヘルスケアできる
病院や専門施設に行かなければ難しかった健康測定を、日常から身に着けているデバイスで簡単に行うことができます。装着するだけでさまざまなヘルスケアを気軽に行えることは大きなメリットです。

5.健康への関心が高まる
日常的に健康測定を行い情報が確認できるため、健康への関心が高まります。自身の健康状態を把握し意識することで、健康的な生活に切り替える行動変容が期待できます。

6.SDGs目標3「すべての人に健康と福祉を」を推進できる
国連が定めたSDGs目標3「すべての人に健康と福祉を」では、健康分野においても誰一人取り残すことのない持続可能な社会を目指しています。
ウェアラブルデバイスの進化はSDGs目標3の推進に大いに役立つでしょう。

こちらの記事でSDGs目標3について詳しくご紹介しておりますので、ぜひご一読ください。
SDGs目標3「すべての人に健康と福祉を」|世界の現状とできること

ウェアラブルデバイスのデメリットとは

ウェアラブルデバイスのデメリットには、次のような点が挙げられます。

1.情報が悪用されるリスク
もしウェアラブルデバイスが盗まれたら、自分の健康面を含めた情報が見知らぬ第三者に渡り、不正利用されたり悪用されたりするリスクがないとは言えません。

2.不正にアクセスされる危険
ウェアラブルデバイスが実際に盗まれなくても、インターネットにつながっている限りデータをハッキングされ、情報を抜きとられる可能性があります。

インターネットにつながることは利便性が高い反面、そのようなリスクが必ず存在することを覚えておきましょう。

ウェアラブルデバイスおすすめ7選

それではここからは、おすすめのウェアラブルデバイスを7選ご紹介しますので、自分に合うタイプを選ぶ時の参考にしてください。

1. GARMIN(ガーミン):vívosmart 5 リストバンド型

シンプルで操作しやすいデザインのリストバンド型ウェアラブルデバイス

独自機能の「Body Battery」が搭載されており、身体的エネルギーの残量を測定することが可能です。

5~100の数値でエネルギー残量を表示し、スコアが高ければ、当日の活動や運動を行うエネルギーが十分と判断できます。

そのほかにも睡眠スコアやストレスレベルを測定可能です。

2. TANITA(タニタ):カロリズムスリム AM-122 クリップ型

 

タニタのクリップ型ウェアラブルデバイスは、シンプルで扱いやすい活動量計です。
厚さ9.4mmのスリムデザインで見た目もシンプル。

1時間ごとの活動量の変化をチェック可能な「24時間カロリズムグラフ」や、消費エネルギーの目標を自動で計算してくれる「ダイエットサポート機能」などの機能搭載

利便性の高いウェアラブルデバイスです。

3. Fitbit(フィットビット):Inspire2 Lunar White リストバンド型

リストバンド型のウェアラブルデバイス。

Inspire2の最大の特徴は、バッテリーが長持ちのため最大10日間連続使用可能なことです。

そのため24時間継続的に心拍数や睡眠スコアを測定、把握できます。

特に睡眠は深さによってステージごとの睡眠時間を計測するため、自分の睡眠の質や傾向がわかり、よりよい睡眠につなげることが可能です。

4. OMRON(オムロン ):HeartGuide 腕時計型

 

HeartGuideは、独自開発による部品の小型化で気軽さを実現した腕時計型のウェアラブル血圧計です。

血圧以外にも歩数や歩行距離、さらに睡眠時間や覚醒時間などのデータを測定することができます。

測定したデータは、専用アプリ「HeartAdvisor」で管理できるため、継続的な健康管理を可能にします。

5. Motiv, Inc.:Motiv Ring フィットネストラッカー  指輪型

アメリカの電子機器メーカー販売のMotiv Ringは、指輪型のウェアラブルデバイスです。

指輪型のため、装着するときに感じるストレスは、リストバンド型や時計型と比較しても格段に少ないのが大きな特徴。

心拍数や歩数といった標準的な測定機能はしっかりと搭載されているため、装着のストレスなく健康管理を行いたい人にはぴったりです。

防水機能も備わっているため、1日中外さずに使用できます。

6. Apple(アップル):Apple Watch Series 7 腕時計型

Apple製品が好きな人に人気の腕時計型ウェアラブルデバイスです。

シンプルでスマートなデザインで、モニター部分が大きく見やすいのが特徴。

先進的なセンサーやアプリ機能が搭載され、心拍数や体に取り込んだ酸素レベルを測定できます。

自分の健康状態や運動への負荷を把握したい方には最適と言えます。

iPhoneと同じレベルの操作性を誇るため、はじめてスマートウォッチを使う人でも安心して使用できます。

参考:Apple Watch – Apple(日本)

7. ジンズ(JINS) MEMEメガネ型

心身のバランスをリアルタイムに計測できるメガネ型のウェアラブルデバイスです。

体軸変化や視線移動、瞬きを正確に記録するセンサーを搭載。体の傾きだけでなく集中や活力、落ち着きなどを補足。専用アプリと連携すると長時間悪い姿勢が続いたときや強い緊張が続いたときにアラートが出ます。

装着してランニングを行うと自分のランニングフォームの癖がわかるため、よりよいランニングを追及したい方におすすめです。

まとめ

ウェアラブルデバイスについて機能や種類、メリットなどを解説しました。

ウェアラブルデバイスはあらゆる人が健康に過ごすために大きく役立ち、今後も注目度が高まるでしょう。将来的にはICT(情報通信技術)の発展とともに、より多くの人に活用されることが期待されます。

ウェアラブルデバイスについてよく知らなかった方も本記事をきっかけにウェアラブルデバイスについての知識を深め、ぜひ有効活用してください。

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