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SDGsや環境に配慮された文房具とは?おすすめの文房具6選も紹介

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SDGsとは、2015年の国連サミットで採択された「持続可能な社会を実現するための17の目標」です。

このSDGsの特徴は、企業がビジネスとして取り入れることができる点です。

今までの社会貢献は、ボランティア性が強く、ビジネスに展開することは難しいと考えられてきました。

しかしSDGsの登場によって、企業がビジネスを通して社会に良いことをしていくことが後押しされるようになります。

そしてさまざまな業界に広まっていき、その波は文房具業界にも広まっています。

今回は、SDGsや環境に配慮された文房具文房具業界の取り組みをご紹介します。

文房具業界で広まるSDGsや環境問題への取り組み

文房具業界では、SDGsについてどのような取り組みが行われているのでしょうか。

文房具業界で取り組まれている商品の特徴としては、主に以下の3つが挙げられます。

  • プラスチックの使用量削減
  • リサイクル素材を使用
  • 繰り返し使用できるもの

プラスチックの使用量削減

勉強や仕事で毎日のように使われる文房具は、その分消費が早く、買い替えの頻度も高いです。

そのような文房具には多くのプラスチック素材が使われています。

しかしプラスチックが、海洋ゴミとなって海を汚しています。

川や排水口から海に流れ着いたプラスチックは、海に流れていきます。生分解性のものを除き、ほとんどのプラスチックは分解されません。海に流れたプラスチックごみは、ずっと残り続けるのです。

海の生き物たちは誤ってプラスチックを飲み込んだり、体に絡まったりして、死んでしまうこともあります。

プラスチックの使用量を減らすことは、海の生き物たちを守ることにつながるのです。

関連記事:SDGsとプラスチックごみの関係を学ぼう!今からできる取り組みを紹介

リサイクル素材を使用

新しいものを使えば、それだけ資源を使うことになります。

限りある資源を有効に使うためには、リサイクル素材を使うことが必要不可欠です。

例えば牛乳パックを回収してトイレットペーパーにしたり、ペットボトルから布を作ることは有名ですよね。

技術の発展により、今まで以上に多くのものをリサイクルできるようになりました。

文房具業界でもリサイクル素材を使うことで、新たな素材をなるべく使わないようにする動きが見られます。

また、アップサイクルも注目されています。

アップサイクルとは廃棄されるはずのものの素材はかえず、新しい付加価値を与えて元の製品より価値を持たせることです。

廃棄されるタイヤからバッグやポーチを作る、などが当てはまります。

関連記事:洋服のアップサイクルとは?おすすめのアイデア・日本で買えるブランド10選

繰り返し使用できる

文房具業界では、ペンなどのリフィル(レフィル)が広まっています。

リフィルとは詰め替え用品のことで、ボールペンの芯やルーズリーフ、手帳の用紙などに使われます。

最近では、蛍光ペンのリフィルなども販売され、新品への買い替えから中身だけの買い替えが増えています。

詰め替え可能な文房具を使うことでゴミを減らせるだけでなく、お気に入りの文房具を長く使うことができますね。

レフィル以外にも繰り返し使用できる文房具があります。

それが、半永久的に使えるノートやメモです。

特殊な素材やシステムにより、書く、消すを何度でもできるため、紙の無駄遣いを減らすことができます。

注目のSDGs・サステナブル文房具

文房具業界のSDGsへの取り組みを紹介したところで、どんな文房具があるのか見ていきましょう。

SDGsや環境問題に配慮されて作られている文房具を6つ、ご紹介します。

  • ボールペン「PENNON」
  • ノート「QUADERNO」
  • ペンケース「MAKKO」
  • ファイル「紙製クリアーホルダー」
  • クレヨン「おやさいクレヨン」
  • はさみ「ペンカット」

森林認証木材で作られたボールペン「PENNON」

「PENNON」は、認証を受けた森林の木材を使用して作られたボールペンです。

木軸に使われているのは、世界最大規模の国際的森林認証「PEFC認証」です。

PEFC認証の加盟国は2021年時点で55カ国で、認証森林面積は世界の森林の1割ほど。

日本では約800社がPEFC認証を受けています。

PENNONの魅力は、木軸だけではありません。

スタイリッシュかつおしゃれなデザインも人気の理由の一つです。

ペングリップがメガネやネクタイの形になっているタイプは、ビジネスシーンでも使いやすいデザインになっています。

ノック部分がフラッグ(旗)になっているものは、普段使いだけでなくインテリアにもぴったりです。

PENNONのパッケージは、蛇腹状の紙素材でできており、プラスチックは一切使用されていません。

本体だけでなく、パッケージへのこだわりも感じられます。

公式サイト:PENNON

最先端のペーパーレスノート「QUADERNO」

文房具総選挙2022の「SDGs部門」第2位&「最も欲しい文房具」第1位に選ばれたのが、富士通が販売している「QUADERNO(クアデルノ)」です。

この商品は一言でいうと繰り返し使えるノート、いわゆる「電子ノート」と呼ばれます。

大量のメモやノート、書類を一台にまとめることができるため、ペーパーレスにもつながります。

SDGsの観点からの評価はもちろん高いですが、それ以前に文房具としても高い評価を獲得。

本物の紙とペンのような書き心地で「書いていて気持ちが良い」との口コミも多いです。

書いた文字をそのままスキャンしたりデータ保存し、パソコンや携帯でも見ることができます。

紙もペンも無駄にしない、その第一歩としてQUADERNOはおすすめです。

公式サイト:QUADERNO

リサイクルレザーを使用したペンケース「MAKKO」

「MAKKO」は、リサイクルレザーを使ったバッグやポーチ、ランチバッグなどを販売しているブランドです。

リサイクルレザーとは、革製品を製造する際の断裁破片などを集め、粉砕したものを加工することでできるリサイクル素材です。

リサイクルレザーでも、皮素材が持つ経年変化を楽しむことができます。

そんなMAKKOでは、温かい手触りと雰囲気のあるペンケースを販売中。

シンプルかつスタイリッシュなデザインは、使う人を選びません。

使えば使うほど、皮の良い味わいが出てくるので、大切に長く使いたくなること間違いなし。

公式サイト:MAKKO「ペンケース」

鉛筆でメモできる紙製ファイル「ecoFILE」

プラスチックを使わない紙製ファイル「ecoFILE」は、環境にやさしいファイルです。

紙製ではあるものの、半透明なのでファイルから取り出さなくても中身が確認できます。

またプリンターでの印刷が可能なのも紙製ファイルの特徴の一つ。

会社のロゴを印刷すれば、ノベルティとして活用することが作成可能です。

イベントや説明会でも活用されています。

そのままシュレッダーで裁断もでき、廃棄時の手間もかかりません。

廃棄する際は資源ごみとして出すことができます。

プラスチック製のクリアファイルは、その値段と使いやすさから手に取りやすい文房具ですが、その分ごみとして捨てられてしまうことも多いです。

一方で、ecoFILEは資源ごみとしてリサイクルできるので、資源を無駄にしません。

公式サイト:Paper & Green「ecoFILE」

野菜と米からできているクレヨン「おやさいクレヨン」

「おやさいクレヨン」は、野菜とお米でつくられた環境にも体にもやさしいクレヨンです。

おやさいクレヨンの原料は、米油、ライスワックス、野菜粉末、食用色素の4つだけ。

顔料は、一般的なクレヨンの3分の1以下に抑えられており、食品に使用されているものを使用しています。

小さな子供が誤って口に入れてしまっても安全な素材です。

また、使われている野菜は、規格外などの理由で廃棄される予定だった野菜たち

青森県を中心に、福島県や茨城県などで作られた野菜の廃棄される部分や規格外品を利用しています。

野菜やフルーツが持つ本来の色を表現するために、補色を抑えて作られています。

そのため、一般的なクレヨンと比較すると落ち着いた色合いです。

また野菜粉末が入っているため、ザラザラした触感になります。

野菜を使ったクレヨンならではの色や触り心地を楽しむことができます。

公式サイト:おやさいクレヨン

両利き対応のペン型はさみ「ペンカット」

ペン型はさみのパイオニア的存在、レイメイ藤井の「ペンカット」。

2009年に発売開始してから大ヒットシリーズとなりました。

そんなペンカットが2021年、両利き対応にリニューアルされました。

右利き用のはさみで、左利きの人が紙を切ろうとすると、逆こじりとなり、上手く切ることができません。

一般的なはさみの両利き対応商品は目にしますが、ペン型はさみの両利対応は少ないのが現状です。

「ペンカット」は左右切替レバーで、使い分けることができます。

本体にレバーがついているので、パーツの入れ替えなどを行う必要はありません。

右利きの人も左利きの人も誰でも使いやすい文房具は、多くの人が使う職場や学校にあると便利ですね。

公式サイト:レイメイ藤井「ペンカット」

まとめ

SDGsに取り組む業界が増えていますが、文房具業界もその一つ。

SDGsや環境に配慮された商品が次々と発売されています。

しかし企業の取り組みだけでは意味がありません。

持続可能な社会を実現するためには、消費者が意識を持ってそのような文房具を選ぶことが大切です。

企業がSDGsに配慮した文房具を販売したり使用したりすることで、社会貢献に繋がるだけでなく企業のイメージアップもできます。

ノベルティとして活用するのもおすすめです。

また、消費者は人や地球にやさしい商品を購入することで、その企業や取り組みを応援できます。

毎日使う文房具を少し意識して選ぶだけで、地球によいことができるのは嬉しいですよね。

気になった文房具があったら、是非手にとってみてください!

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GREEN NOTE編集部

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