冨永愛さんが考えるSDGsの活動と今すぐ始められるエシカルライフとは?
17歳の時にニューヨークコレクションでモデルデビューし、以降トップモデルとして世界の第一線で活躍している冨永愛さん。
モデルの他にもテレビ、ラジオ、女優など、様々なキャリアをもち、現在は公益財団法人ジョイセフ アンバサダー、エシカルライフスタイルSDGsアンバサダーとして、チャリティや日本の伝統文化を国内外に伝える活動など、その活躍の場をクリエイティブに広げています。
そんな冨永愛さんですが今回はSDGs活動にスポットを当てて、詳しく解説していきます。
冨永愛さんが行ったSDGsの取り組みって?
出典元:https://www.asahi.com/articles/photo/AS20210415002198.html
冨永愛さんは2019年消費者庁より「エシカルライフスタイルSDGsアンバサダー」に任命され、SDGsの取り組みを後押しするための様々な企画に広告塔として活動。
具体的にはアンバサダーとしてのSDGsの集まりに登壇したり、自然環境が破壊されつつある現場へ実際に出向き、SDGsの活動がいかに大切か「ひとりひとりが実際に行動することの重要性」を日本だけでなく世界に向けて発信したりしています。
たとえば食器洗い用のスポンジ。
洗う度にマイクロプラスチックが水に流れてしまうことを防ぐため、ヘチマ素材のスポンジを使用。
アルミホイルの利用を減らすため、再利用可能のものを使用する。
洋服を買うときその服を10年着るかどうかを考えて買うようにしているそうです。
デザインはもちろん生地にもこだわることで服自体の値段が高くなりますが、何着も買う必要がなく大切にすることができます。
要らなくなったものはドネーションや、リサイクルで活用する。
このように小さいことでも一人ひとりがモノや環境への配慮を心がけることで、汚染の進行を止められるのではないかと考えているそうです。
冨永愛さんが思う今後取り組むべきSDGsの活動とは
難しいことではなく、まずSDGsの活動を知ることから始めてほしいと話していました。
実際冨永愛さんもペットボトル飲料を購入せず、愛用のエコボトルを持ち歩いているそうです。
生活を大きく変えるような負担がなく、続けやすい行動を心がけることが大切です。
今地球にはどのような問題があって、わたしたちの生活や未来にどのような影響を与えるのか。
SDGsは食やファッション、自然、健康など様々な目標があるので、自分の興味が持てることもきっと見つかるでしょう。
知って考えて行動する。日々の行動が少し変わるだけで、世界は確実に変わるはずです。
冨永愛さんがSDGsに関心をもったきっかけ
出典元:https://www.dowellmag.com/50834/
自然豊かな神奈川県相模原市で生まれ、たくましく育った冨永愛さん。
子供が生まれたことをきっかけに、自然の大切さや食の大切さなど様々なことに関心を持つようになったそうです。
正直子どもを授かるまでは環境にそこまで関心がなく生きていました。
子どもという次世代を担う存在が身近にできた時、この子たちが生きていく未来のことをちゃんと考えないといけないと目覚めたそうです。
元々ジョイセフ(女性の命と健康を守るために活動する国際協力NGO)やWFP(国連世界食糧計画)の活動もしていたので、社会貢献への関心からSDGsの活動に繋がるきっかけだと話していました。
冨永愛さんのSDGs活動まとめ
出典元:https://marieclairejapon.com/feature/17214/
冨永愛さんをはじめ、ローラさんやさかなクンなど、最近ではエシカルな生活を発信する芸能人が増えて、積極的にサステナブルな取り組みをしている企業やブランドが増えてきています。
このようにエシカルな選択肢が増えてきましたが、100%の完璧を求める必要がありません。
「全てオーガニック」「プラスチック完全排除」など、徹底的にすると負担が大きく活動を止めてしまう人も少なくありません。
まずはマイバックやマイボトルといった、手軽にできることから始めてみてください。
冨永愛さんの活動によって、一人でも多くSDGs活動や地球にいい消費を意識し一人ひとりが小さなことでも意識して行動することで、大きな結果に繋がるでしょう。
『GREEN NOTE(グリーンノート)』は環境・社会課題をわかりやすく伝え、もっと身近に、そしてアクションに繋げていくメディアです。SDGs・サステナブル・ESG・エシカルなどについての情報や私たちにできるアクションを発信していきます!