格差・貧困・人権

子ども食堂はどんな場所?探し方や利用方法、利用時の注意点まとめ

子ども食堂は、子どもが1人でも安心して利用できる食堂です。

子どもだけではなく、保護者や高齢者など、地域の人なら誰でも利用できる場所が多く、地域住民の交流の場にもなっています。

子ども食堂は年々増加しており、2025年時点で1万カ所以上の子ども食堂が運営されています。

本記事では、子ども食堂の探し方や利用方法、注意点などをまとめています。

「利用してみたいけれど…」「初めてだから不安」という方の参考になれば幸いです。

子ども食堂のサポートやボランティアについては、こちらの記事をご覧ください。

関連記事:子ども食堂とは?寄付の方法や企業事例を解説!

子ども食堂とは?

子ども食堂とは、子どもが1人でも行くことができ、無料または低額で利用できる食堂です。

食事の提供だけでなく、学習支援やアクティビティも行われており、子どもたちの居場所として大切な役割を果たしています。

利用できるのは、子どもやその保護者、高齢者、障害のある人などさまざまです。

そのため「地域食堂」や「みんな食堂」などと呼ばれることもあります。

運営はNPO法人や個人、社団法人、企業など多岐にわたりますが、半数以上が市民団体やボランティアによって運営されています。

食事に使われる食材は、寄付されたものや寄付金、利用料金を使って購入されたものです。

参考:こども食堂の実態・困りごと調査 2025報告書|認定NPO法人 全国こども食堂支援センター・むすびえ

子ども食堂の始まりは2012年から

子ども食堂は、2012年に東京大田区で始まりました。

「気まぐれ八百屋だんだん」の店主・近藤博子さんは十分な食事がとれない子どもがいると知り、何かできないかと考え、始めたのが子ども食堂です。

「子ども食堂」と名付けたのも近藤さんです。

参考:こども食堂の過去・現在・未来|認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ

全国1万カ所以上ある子ども食堂

子ども食堂は、今や全国各地に広がっています。

認定NPO法人 全国こども食堂支援センター・むすびえの調査では、2025年12月時点で子ども食堂の数は1万2,601カ所となっています。

また、全国の小学校区のおよそ4割に、子ども食堂が設けられていることも明らかになりました。

2012年に誕生した子ども食堂は、2018年には2,286カ所まで増え、その後も右肩上がりに伸び続けています。

参考:こども食堂は全国で「1万2,601カ所」で、公立小学校数の約7割に~「こども食堂全国箇所数調査」(2025年12月「速報値」)~|認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ

2025年の利用者は2,500万人以上

子ども食堂の増加にともない、利用者も増えています。

2025年12月時点の速報値によると、利用者は子どもだけでは1,732万人、大人と子どもを合わせると2,533万人です。

2021年は子どもの利用者数が719万人、大人を含めると1,043万人だったのに対し、利用者は2倍以上に増えています。

ただし、子ども食堂の運営には自治体への届出が必須ではないため、実際にはこれらの数字よりも多くの人が利用している可能性もあります。

参考:こども食堂は全国で「1万2,601カ所」で、公立小学校数の約7割に~「こども食堂全国箇所数調査」(2025年12月「速報値」)~|認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ

子ども食堂でできること

「子ども食堂を利用してみたい」「どこにあるのだろう」と思った時には、以下の方法で探せます。

  • インターネットで検索
  • 地域の掲示板
  • 役所の窓口・掲示板

インターネットで検索

もっとも簡単な方法は、インターネットで検索することです。

例えば「住んでいる地域+子ども食堂」と入力して検索すると、近くの子ども食堂を見つけやすくなります。

「ガッコム・むすびえ こども食堂マップ」は、都道府県や沿線・駅、地図上から子ども食堂を探せるシステムです。

また、利用したい時間やサービス(学習支援、テイクアウト、駐車場の有無など)を条件に絞って検索することも可能です。

加えて、自治体のホームページに子ども食堂の情報が掲載されていることもあります。

例えば、千葉県のホームページでは、県内にある子ども食堂の一覧表が掲載されています。

公共施設の掲示板

公共施設の掲示板には、子ども食堂のチラシが掲示されていることがあります。

特に、子育て支援センターや保育所、学校、児童館など、子どもと関わりのある施設で見かけることがあるでしょう。

役所の窓口・掲示板

各市町村の窓口で、子ども食堂について相談してみるのも一つの方法です。

子育てなどに関する困り事があれば相談でき、具体的なアドバイスや支援策の提案も受けられる可能性があります。

子ども食堂のチラシやパンフレットが置かれている場合もあります。

ただし、窓口で紹介できる子ども食堂は、役所が把握しているものに限られるため、個人で運営していたり、届出を出していなかったりする子ども食堂については紹介されないことがあります。

役所に問い合わせる場合は「地域福祉部」や「子育て支援課」など、福祉や子育てを担当する部署が対応してくれるのが一般的です。

子ども食堂の利用方法

子ども食堂を利用する際は、まず近くの子ども食堂を探して、開催日や時間を確認しましょう。

子ども食堂は気軽に利用できる場所ですが、食事の提供数や利用可能人数に制限がある場合もあります。

また、予約が必要なところも多いため、事前に問い合わせると安心です。

子ども食堂の多くは、無料もしくは100〜300円ほどで利用可能です。

食事の提供以外に、学習支援やアクティビティを行っている食堂もあります。

子ども食堂は、ボランティア活動やさまざまな寄付で成り立っています。

そのため、利用する場合は、運営者やスタッフへの感謝の気持ちを忘れず、決められたルールを守って利用しましょう。

初めて子ども食堂を利用する時に気をつけること

子ども食堂を初めて利用する前に押さえておきたいポイントを紹介します。

  • 利用対象を確認する
  • アレルギーがある場合は事前の確認を

利用対象を確認する

子ども食堂を利用できる人は、食堂によって異なります。

参加条件を設けず、誰でも利用できる場合もありますが「子どものみ」「小学校1年生から高校生世代まで」「子どもとその保護者」などの条件を設けている食堂もあります。

利用する際は、事前に問い合わせておくとスムーズです。

アレルギーがある場合は事前の確認を

食物アレルギーのある子どもが利用する場合は、事前に必ず確認するようにしましょう。

食堂により対応はさまざまですが、アレルゲンを除去した食事を用意してくれたり、代替食を提供してくれたりする場合もあります。

また、アレルギー対応を行っていない子ども食堂でも、どの食材にアレルゲンが含まれているかを教えてくれるところがほとんどです。

事前に提供メニューを通知している子ども食堂もあります。メニュー表を確認してから、参加を決めるのも一つの方法です。

子ども食堂は誰でも気軽に利用できる場所

子ども食堂は、年齢や立場に関係なく気軽に利用できる場所です。

食堂によって対象条件が異なりますが、多くは地域交流の場として開催されています。

食事の提供以外に、イベントや学習支援などを開催している子ども食堂もあります。

お住まいの地域でも、子ども食堂が開催されているかもしれません。「利用してみたい」と感じた方は、ぜひ調べて、気軽に足を運んでみてください。

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